
カーフリーデージャパン説明会で表彰を受ける横浜カーフリーデーの大内実行委員長(左)
横浜カーフリーデー実行委員長
大内えりか
2009年7月2日飯田橋の東京ボランティア・市民活動センターでモビリティウィーク&カーフリーデー2009の説明会が開催されました。(以下MW&CFD)主催者であるカーフリーデージャパン代表の望月真一氏からMW&CFDについての全般的な説明と昨年の海外における主な取り組みの紹介そして国内の参加都市(さいたま・高松・名古屋・那覇・福井・松本・横浜の7都市)それぞれの主催者からの報告が行われました。
また、昨年はじめて制定されたMW&CFD2008日本アワードの授賞式も行われ受賞者に記念品が手渡されました。横浜カーフリーデー2008は記念すべき第一回MW&CFD日本アワードの市民向けアピール賞とイベント・プロジェクト賞を受賞することができました。
都市交通問題への関心の高いヨーロッパでは、MW&CFDは市民の間で支持を得ていて、2002年からはカーフリーデーを含む一週間(毎年9月16日から9月22日)を「モビリティ・ウィーク」と名づけ、この期間にさまざまな取り組みを行っているそうです。
昨年は世界中で2102都市が参加しました。ブリュッセルでは全市域をカーフリーゾーンにしたそうです。ソウルも広域的に実施し、わざわざEUまで視察に行かなくてもソウルを見ればすべて分かるといわれるほどだったそうです。その他、台北市では市長が指揮して自転車専用レーンを拡充したこと、リヨンのコミュニティサイクル ヴェロブについてなどの説明がありました。

第1回MW&CFD日本アワードの市民向けアピール賞とイベント・プロジェクト賞クリスタル楯
国内では名古屋市はカーフリーデー宣言をした人にエコマネーやプリペイドカードの進呈他などを行いました。福井市は鉄道・バス事業者の協力を得て作文コンクール・パネル展示・おもしろ自転車の展示・バスの乗り方講習会他などを行いました。高松市ではミニ電車の運行、市営レンタサイクルの無料化(当日のみ)、路上でのお絵かき他などを行いました。那覇市はモノレールを増便・自転車講習会・乗り合いタクシー試行実験電気自動車の試乗他などを行いました。
なお、EU本部へのMW&CFDの申し込みは自治体の主長が行うのが正式ですが、日本では高松市・名古屋市・那覇市の3市は市長が申し込みましたが、さいたま市は実行委員長、松本市は商工会議所会頭、福井市はNPO代表、横浜市は横浜カーフリーデー事務局長が申し込みました。
申し込みの必須条件は(1)都市の気候改善に考慮した諸活動を一週間行う。(2)新しい恒久的な交通施策を一つもしくはそれ以上実施する。(3)交通止めを伴うカーフリーデーを実施する。となっていますが、日本では(3)は実施が困難な場合はしなくてもよいそうです。
横浜市は昨年環境モデル都市として日本政府から指名された六つの都市のひとつに選ばれました。横浜カーフリーデーは市民主体での開催のため、イベント中心なり、前述の(1)(2)(3)をクリアすることが出来ません。横浜市の市政にMW&CFDの趣旨を反映するために、来年はぜひ、海外の先進環境都市あるいは名古屋市・高松市・那覇市のように横浜市長が申し込みをすることを要望したいと思いました。
